疲労回復は焼きナスと冷奴で。霧雨の金沢。オリンピックで勝ち越し。東京近江寮食堂と鴨川食堂と。やはり晴天は仕事のために。

毎週のように富山を起点として東京へ大阪へと行き来していると、ホントに疲れますね。やはり知命も越してしまうといろいろ衰えるようで。そうまだ不惑の頃は疲れると焼肉かウナギでリキをつけていたもんだ。今じゃ消化不良を起こすのが関の山だからね。焼きナスとトマトに冷奴。精進の極みでございます。毛髪もぬけて出家に近づきつつあることなんだし。


枯れた加減で水墨画なんかをたしなもうってわけじゃござんせん。梅雨の合間を縫って悪い仲間と誘い合って「金沢ゴルフクラブ」へ。山岳コースから見下ろす金沢市街はすっかり霧の中に。


ときおり軽いシャワーのような雨に見舞われたものの、大過なくホールアウト。ただ朝からのスループレイで、あがりの数ホールは、ほとんど低血糖症状になってしまいました。売店のないコースでスループレイのときには、なにか糖質の食べ物持参が大原則ですね。集中力も体力も失せてしまって、シャンクやらOBやら。スコアは47/57と、すき腹に弱い体質が具現化しております。それでもオリンピックなる競技では独り勝ちとなり、富山金沢間の新幹線代を稼がせていただきました。ぐふふ。


別に里心がついたわけじゃないけど、たてつづけに関西舞台の料理小説を読んだ。滋賀県の看護士から作家への道へ転身した渡辺順子「東京近江寮食堂」は、日頃スポットライトの当たらない滋賀県の、しかも関西人の私も知らなかったような郷土料理が狂言回しとなっている。男のつまらん意地と女の方向違いの思い込みで、夫婦が割りなき別離を迎えてしまう。まあその先はきちんと買って読んでいただきましょう。

鴨川食堂は、多分このままシリーズ化されるんだろうなあ。料理テーマのライトミステリーで、軽い二日酔いの時なんか、時間つぶしに良い本です。これは私にとってはかなりの褒め言葉で、引っ掛かりの多い表現とか後味の悪いストーリー仕立てでは二日酔いは間違いなく悪化しますので。


土曜日ゴルフして日曜日に読書して、月曜日は仕事で撮影に。日頃のお精進が効いているんでしょうね、梅雨のさなかだというのにドピーカンの撮影日和となりました。やっぱり、ゴルフ場でよりも仕事場で晴れてくれないと、ねえ。


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