いまだ生レバーOKの店あり。ゴルフとモツ焼きと信州路。

仕事と言っても誰も信じてくれないけど、お仕事で長野へ出張。富山からだと高速道路でわずか2時間しかかからない。私は運転できないから(無免許なのだ)、どこのインターで降りたかわからないうちに、気がつくと黒姫高原を走っていました。むかし黒姫山って力士がそういえばいたっけなあ。


長野県民には悪いけど、長野駅前から市中まで、何の変哲もないたんなる地方都市でした。町の規模も富山なみと見ました。ただ、信州はさすがに蕎麦とサクラの土地だから蕎麦屋と馬刺しを出す居酒屋はやたらにありましたが。


一仕事終えて夜は宴会。地元じゃ知られたヤキトリ屋「長兵衛」へ進撃する。ヤキトリといっても鶏肉ではなく、豚の内臓各所を串焼きにするんだけど。下の写真は白モツで、要するに大腸ですね。きれいに脂を掃除してあるから少しももたれない。タレはちょいと甘いかな。


先日来、日本国では生レバーがご禁制となりましたが、あれは「牛」の生レバーであって、鶏・豚その他の食用獣はその限りではありませぬ。というわけで当店では豚の生レバーが出てまいりました。
私はあまりナマモノに食指が動くほうじゃないのだけれど、ものめずらしさに手をつけました。牛の生レバーよりコリッとしていて、味わいは淡白です。でもそんだけかな。どうしてもナマで動物のキモを召し上がりたい方はぜひどうぞ、って感じでした。かるく焼いたほうが私には好みです。
お店の名誉のために記しておきますが、周囲はうめえうめえと驚嘆していましたから、お好きな方にはたまらないのでしょう。


二次会は四川省出身のお姉さまが経営するカラオケスナックで大盛り上がり。酔余に変装女装する輩あり、猫耳つけてコスプレにはしる輩あり。散会後には、男どうしで腕組みながら夜の街にきえていく異色カップルもございました。きっと仲良く信州美人のいるキャバクラに行かれたのでしょう。


翌日は懇親ゴルフと言うことで、ホテルの食堂でがっつりと朝メシ。ご飯に納豆、シラス、トロロ、ゴマと温泉玉子をぶっかけて。これは夏の朝にもってこいの味ですね。富山に戻ってからもしばしば類似のものを朝メシに導入しております。


ゴルフは長野京急CCにて。高原のさわやかさが最高でした。先日来飛距離が爆発しているドライバーがなぜかこの日は絶不調で、スコアを公表するのは差し控えさせていただきます。まあ色々と疲労蓄積していたんでしょうね。下半身が固まってしまい、クラブが振り切れてなかったようです。


ところで、前夜さいごのバーに行った帰りに、地元の方が推薦する「戸隠蕎麦」の名店に行ったのですけど、これもあまり感動しなかったなあ。麺もつゆも凡庸で。べつに信州長野に恨みがあるわけじゃないんですが。名物、なんてそんなものかもしれませんねえ。

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