新橋の朝ラーメン。ツエッペリンとジェイムス君と青池保子と。年寄りの胃袋。



呑気と言ってしまえばそのまんま、もう一か月も前の日記をつけているのだから、時間感覚が21世紀というよりも紀貫之なみといってしまいたい。しかし今年の8月はほとんど大阪東京の往復で終わってしまったような気がする。お盆休みも取れなかったからなあ。




新橋にありがたいラーメン店があり、なんと朝7時から営業している。喜多方ラーメン系であるのだけれど、相当にさっぱりとしたしょうゆ味で、まあ東京にいようが大阪にいようがあさはおおむね二日酔いだから、こういうサラリつるつると召し上がれるものはありがたい。




でまあ神田とか汐留あたりで仕事を片付けて、夕方の新幹線で戻る。餃子の王将とかリンガーハットでビールを飲みつつ軽く夕食。さらにいきつけのカウンターに座って、ハイボールをすすりながらなんともあたりさわりのない会話を常連の皆さんとかわす。こういう時の話題に、阪神タイガースのふがいなさを持ち出すのが一番に安全で、それなりに悪口雑言で盛り上がるけど、その場の人間は傷つくことがない。





それなりに酔っぱらって、自宅に戻ってテレビをつけたら、CATVのどこかで「レッド・ツェッペリンの軌跡」みたいなものをやっていた。ZEPは高校時代から好きなのだけど、かれらをモディファイした青池保子の天才漫画「エロイカより愛をこめて」は最高でしたね。あれは今はやりの「BL漫画」のさきがけみたいなものかもしれない。一説によるといまだどこかで連載が続いているともいわれていて、ジェイムズ君やA君、少佐やボーナム君たちはいまだにドタバタをくりかえしているのだろうか。






普段あんまり同僚と昼飯にいきませぬ。仲が悪い(のではないと信じたい)わけでなく、年齢差が相当あって、私に一番近い仲間でも一回り以上年下なのです。だから食べ物の趣向があわないんだよねえ。たまに皆さんと行くと、近くの「徐園」で「麺飯セット」なんてものを、ついつられて頼んでしまう。まずいわけでなく、とにかく量的にしんどいのです。









そんな翌日には、アバンザビルBFの「親方」へ。やはり年寄りには年寄りの食べ物があるのですよ。焼いた青魚にごはん。日本人に生まれて幸せだったなあと、しみじみ思える瞬間です。












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