凱風快晴

昨日(7月24日)は、暑中晴天のなかゴルフに出かけていった。日本海は能登半島の富山側に位置する、氷見市にある氷見カントリークラブである。

海に面したシーサイドコースながら、丘陵の頂部にあるため、海風とあいまって正午近くのスタートであったにもかかわらず気温が30度をこすこともない快適なプレイとなった。




クラブハウスからコースへいたる経路から。氷見湾と市内を見下ろす。湾内に浮かぶ小島のあたりが雨晴海岸で、ここから海越しに眺める立山連峰は絶景である。もちろん、霞んでさえなければこのゴルフコースから遠望する立山も、双絶に価するとか。




季節的には11月上旬が最適であると、キャディのNさんが言っていた。ちょうどガンドブリ(ブリが成魚になるちょいと手前、60センチ~70センチ級のもの)のシーズンで、ブリよりちょっとコリッとした歯ざわりが最高だとか。ゴルフして、温泉つきの民宿に泊まって。




これが11月ごろの氷見カントリーである。日本海の海越しに3000メートル級の立山連峰~北アルプスを眺望する。これはぜひとも在阪のGB(ゴルフ馬鹿)を誘って再訪しなければならぬ。

コース自体は所謂ところの山岳コースで、アップダウンとドッグレッグが連続する。距離はないけれど、戦略性が必要となる。腕っぷしより首から上に課題が設けられた、富山で言うならばカメリア大山、関西で言えば日清都といったところか。




11番、池越えのショートホール。右側が氷見湾と氷見市街、左側が日本海で、カメラの倍率さえ良ければ富山市内が遠望される。さらにその背後に剣岳大日岳が聳え立つ。

このホールでは150ヤードを7番アイアンで(アゲインストだったので)打ち、グリーン左奥にワンオンしながら3パットでボギーとなった。1クラブ大きすぎたのだけれど、シーサイドコースにありがちな気まぐれな風で吹き戻されることを考えるなら、止むを得ない選択であろう。

人間はアタマに血がのぼると良くないので、このあと13番ホールでは、グリーン横のラフから放ったかなり絶妙のアプローチが、ピッチマークにはねられて、カップ右2メートルにずれてしまった。

バックスピンのかかる高いアプローチを打てるのは結構だけれど、最近はどうもボールマークをそのまま放置しているゴルファーが多すぎる。ポケットにいつもグリーンフォークを携行し、自分のものだけでなく、目に付いたほかのボールマークを直しておくのはゴルファーの常識だと思うのだが。




まあしかし、カッカしても始まらない。ここは「スマイル」。困ったもんだねえと気を取り直して何とかダブルボギーに抑えて笑顔でホールアウトした。

この殊勝な態度を神もご照覧あったのか、次の池越えロングホールでは、第2打をスプーンでぶっ叩いて2オンを狙うことなく、きちんと池の手前に刻んだ。130ヤードをピッチングウェッジのフルショットでグリーン右サイドへ。6メートルのパットをイッパツで沈めて、久しぶりのバーディー達成となった。

結局この日は前半が47、後半が48のトータル95で、今年に入って二度目の100切り。三日前にホームコースの三田ゴルフクラブで117を叩いた人間と同一人物に思えぬ結果である。これだから何と言われようとゴルフはやめられない。




前日に総曲輪千石商店街の「まるぜん」で、後輩の垂逸君と酒肴の数々を並べたすえに発注した「もりそば特盛り」3,5人前である。二八ならではの滑らかな喉越しがたまらない。ちょいと濃い目のつゆを頼んで、蕎麦喰いを堪能した。この理想的カーボンローディングが本年度ベストスコアに結びついたと確信するしだいである。

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