六甲おろしは立山おろしに。越中猛虎応援記

6月28日火曜日、富山アルペンスタジアムにおいて広島阪神戦が挙行された。広島カープの主催による北陸シリーズで、3年に一回だけ富山にやってくる。今回は平日でしかも天気予報が雨だったから主催の富山チューリップテレビは観客動員を心配していたようだ。


球場に行ってみると、入場口には100mほどの行列が。ビールや弁当、カラアゲにソーセージとか、何でも売っているではないか。ビールのアテが何も売ってへんかったらどないしようかと心配して、ポテトチップスとか持ってきたけど杞憂であったようで。ますの寿司まで売っておったぞ。スタンドで喰うには不便だと思うけど。


入場口の脇にこーんなクルマが。なんでテレビ大阪の中継車がおるのよ。チューリップテレビはTBS系列で、テレビ大阪はTX系列。制作協力をする関係でもないし。ようわからん。地上波での生中継はないので、J-sports か GAORA あたりが制作してCATV局にネットしてるはず。しかしこの田舎に大型中継車が2台にミニ中継車が2台とはね。


正力松太郎出生の地で、県民のほとんどが巨人ファンと言われた富山県民のなかにも近年は阪神ファンのシェア伸長がめざましいらしい。レフト外野・3塁内野はもちろんのこととしてバックスタンドまでほとんどまっ黄色で、1塁内野席は相当に空席が目立っている。

スタンリッジと福井の先発で始まった試合は、ブラゼルのホームラン2発が効いて阪神が6対4で勝利した。関西から応援にお越しのお姉様と観戦しつつ生ビールのススムこと。


この写真、あらためて申し上げますけど甲子園球場ではありません。JR東富山駅から徒歩40分の富山アルペンスタジアムなんです。ただ甲子園ではオリジナルのマーチにのせて風船をリリースするのに対して、ここでは六甲おろしを唱和しながらジェット風船を打ち上げるのである。これはビジターだからなのか。

ブルペンで藤川球児が投球練習を始めると、試合そっちのけで観衆がブルペンの塀に張り付いている。まあ3年に一回しか見られへんのやからなあ。

こんなん売ってるんやなあ

試合展開では藤川の登場シーンは考えられなかったが、想定外の事態が発生してしまった。スーパールーキー榎田の不調で2点差に詰められてしまったのである。もちろん3塁側は大喜び。勝利の瞬間には甲子園なみの咆哮となり、ふたたび風船の乱舞に。

のんびりと六甲おろしを歌って帰りたかったけど、何とか試合中はもっていた曇り空がついに決壊?して大雨に。あらかじめ逃走経路を確認していたので、あまり濡れることなく富山市内の居酒屋「あかり家」へ。さらに桜木町のバーに突撃、いつまでも祝杯が続いたのでした。

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