人生至る所に青山あり。もちろん越中にも。

暑いと言ったら罰金と言ったら罰金。なんて安モンの芸人じゃあるまいし。でも日中の気温が35℃なんてことになるとやっぱりつらい。サラリーマンはこの炎暑の中でもスーツ姿で頑張らんとあかん。出社拒否症になりそうである。


先だっての日曜日なんかあまりにカラリと暑くて、ジーンズの洗濯なんかしてしまった。デニムは乾きにくいうえに湿りやすいから、一気に干しあげてしまわないといけない。4本まとめて洗った。中には前回洗ったのが何年前かわからんのもあった。かなり汚れていたようで、使用前使用後の色調がちがう。しかし暑さの効用はこれくらいしかない。


こんな天気が続くと食べたくなるのがカレー。もとより大好物なのだけれど、夏場はよりいっそう「カレー度」が上昇する。家でもちょくちょく製造する。夕食がカレーの日は酒を抜くから肝臓も喜ぶ。だってカレーで晩酌は無理でしょう。

しかしカレーはカロリーが高いことでも定評があるので、週2回までと心がけている。スパイスは内蔵の活性化にいいし、サフランライスは体力回復にいいし、これで低カロリーやったら毎日でも食べたいんやけど。ちなみに日曜の晩に作ったこのカレーは豚バラとシメジ入りで、うまいんだな、これが。


涼しげな本を読むのも消夏法としてはいいもんである。世界中の「水辺」を渡り歩いた椎名誠のこの本は、読むうちにみずから水辺に立っているような気がする水の博物誌だ。あと細川布久子の「わたしの開高健」。開高の私設秘書が明かす文豪の隠された私生活。妻牧羊子との不仲、愛人との葛藤。男として背筋が冷やーっとしてくる本。涼しいよん。名作「夏の闇」が生まれてくる背景を知ることができる。

今年の夏はおかげさまでスーパークールビズとやらが流行っている。恩恵にあずかるべく、得意先回りの途中で「洋服の青山」へ。シースルーみたいに薄いブレザーと「風通るスラックス」を買う。ついでに半袖のシャツを3枚。ボーナスは残ってるうちにカタチあるモノに替えておかないとね。


何しろ会社のデスクが暑いのだ。窓際族の悲哀かな。昨日の朝なんか31℃だったもんなあ。そんな時にこのスーパークールビズウェアが役に立つ。半袖のシャツがこんなに快適とも思わなかった。余勢を駆って昨日はユニクロでさらに3枚を購入。今夏はこの布陣で何とかしのいでいくつもりである。暑くても寒くても、人生至る所に青山あり。

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