ドMのランチ 今日もお昼は警察沙汰

我が社の富山営業所は10名ほどの小世帯ゆえ社員食堂などという有り難いモノはない。近所に外食に出かけるか、急ぐ時はコンビニでオニギリ・サンドイッチなどを買ってきて仕事しながら頬張るてことになる。しかし中途半端に忙しい時など、カフェテリア形式でサッサと食べられる社員食堂があったらいいなあと憧憬の念を抱いたりもする。


富山市中央警察署。正面玄関からご厄介になったことは富山市民となって1年と9ヶ月たつけれど、まだありません。CSRだとか法令遵守とかコンプライアンス保持なんてことに、見かけによらず熱心なのです。ただこの建物に入ったことは何度もある。向かって左横に署員食堂の入り口があり、一般人にも開放されているので。昼飯を食う時間が短いときなどに愛用させていただいている。


この日はラーメンを選択。320円なり。430円のカレーと一緒に喰ってやろうかと思ったけど、ここの麺類の「盛り」を思い出して断念した。普通の店の大盛ほども入っているから、単品で満足できてしまう。富山県民は大食漢であるというのが私説であるけれど、警察関係の方々はそれにシンニュウがかかっているらしい。あ、お味はふつうです。


しっかり食べて職務に忠実たる警察関係の皆様のおかげをもって、富山県の犯罪発生率は全国有数に低いレベルにある。人口10万人あたりの犯罪発生率では、1位大阪2位愛知3位京都で東京は5位、富山は44位で下から3番目であり相当に安全ということになる。だから官公庁主要企業のボーナス支給日であったこの日に、酔っ払いがこうやって太平楽に熟睡できるのである。


昼下がりの警察食堂。制服のお巡りさん(とは限らないけど)たちがテレビを見ながら遅い昼食をしたためている。このフロアには売店と理髪室があっていずれも一般に開放している。何かと閉鎖的な大阪府警とは随分違う。あの城塞のような府警本部にみなぎる緊張感がここにはない。犯罪発生件数と警察庁舎の開放感は反比例するものらしい。

しかし制服姿の警察関係者に囲まれてのランチタイムは、何もやましいことはないはずなのに妙な緊張感を感じたりする。それが妙に面白かったりして。私ってちょっとMなのかもしれませぬ。


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