明日は大晦日。越後湯沢の絶景。出張七つ道具。

今月5回目の出張は東京で、さすがにこれが年内最後となった。そうだよな、26~27日と東京で28日が仕事納め。先週末も仕事にかこつけてゴルフして遊んでいたからな、年賀状をつくる時間もありゃしない。もっと早く自作をあきらめて、Yahooにでも頼んでおくべきでした。

なんてことを思いつつ夕刻の富山駅に立つ。粉雪舞うプラットフォーム。演歌の世界かはたまたレミオロメンか。


汐留のホテルヴィラフォンテーヌに投宿。見かけも内装もサービスの朝食もいいんだけどね。部屋にコンセントが2口しかないってのは、このIT時代にいかがなもんでしょうか。iPhoneにiPadでしょ。身だしなみのためにスラックスもプレスしておきたいじゃないですか。それにお茶でも淹れましょうなんてことになると4口は要りますよね。



しかしこの抜けるような青空。同じ日本とは思えんなあ。ここには映っていないけど、この日は中村勘三郎の本葬とかでヘリコプターがブンブンと飛び回っておりました。おまけに築地本願寺が会場だったから、とんでもない交通渋滞で危うく仕事に遅れるところに。

ビゴーの時代から日本人の物見高さは変わらない。でも足を地に付けずに背伸びして物事に群がり覗き込む定見のなさが民主党政権や維新の会を産んでしまったことを忘れてはいけない。


莫論政事莫論宗教(政事と宗教を論ずることなかれ)のモットーに立ち戻って。昼飯は文字通りの寸暇を割いて銀座のラーメン「はしご」にて「だんだんめん」と「小ライス」なり。

幾度となくこのサイトに紹介しているけど、幾度食べても飽きることのない傑作でありますね。毎日でもかまわない。じじつ東京駐在時代に週に6日をここでしたためが実績もございます。ポリガミイな人生を送りつつ、食生活はシリアルモノガミイなんです、私って。


国境(くにざかい)の長いトンネルを抜けると雪国があるのは、川端康成以来の決まりごと。ちなみにセンセイは若い娘のナマ脚が大好きで、下戸で飲めないくせに銀座のクラブで若い娘を集めて太ももの鑑賞会を開いていたそうな。師の晩年の折が第一次超ミニスカートブームだったのは、日本文学界にとって良かったのか悪かったのか。


絶景というものはいつ見てもやはり凄いなと思えるから絶景なのです。富山に引っ越して4度目の冬になるから、幾十回眺めたかわからんけどそのつど車窓に張り付いてしまう。


今年の出張回数はざっと42回ほど。ゴルフの回数より少し少ないかな。充分に「出張の達人」となっているはず。で、ようやくネームが出現するのです。「私の出張七つ道具」でございます。


ホテルに備え付けのアメニティは時々原価重視がいきすぎて、歯茎が痛みそうな歯ブラシとか剃刀負け必至の髭剃りとかあるので、常用のものを持参したり。七つ道具を列記すれば。

①歯ブラシと歯磨き。上記の理由により。
②貝印の三枚刃髭剃り。
③爪切り。初老のおっさんで指先が汚いとバーでモテませんから。というのはウソで、親不孝の
  いか「逆ムケ」ができやすいので。
④ムヒの「ヒビケア軟膏」。冬場の手あれがひどいので。モテるためじゃなくて痛いからです。
⑤常備薬 血圧降下剤、健康食品ラクトフェリン、QPコーワ錠。
⑥予備のメガネ ド近眼のド乱視の老眼とドラ三枚なんで。無くしたり壊したりしたら大変なので。
⑦アロエ美容液 年取ると乾燥肌になります。必需品。髭剃り後も快適。

なんとか富山に戻っての翌日は仕事納め。営業所の一同で年越しの忘年会を開催。富山市千石町商店街「一平飯店」にて。中華のコースに近所の寿司正からの握り寿司と「蕎麦処 まるぜん」の盛り蕎麦がコラボ参加。大食漢揃いの富山ケンミンも驚きの量でした。


「ドSのS」と呼ばれるS営業部長の絶唱姿をもって今年の厄払いといたします。何しろこの日は家に帰ったら朝刊が入ってましたからねえ。


たらたらと続く無駄話に今年もお付き合いありがとうございました。何かのご縁でこのページに来られたあなたの、来る年のご健勝を祈念いたします。良いお年を。

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