有楽町「ジャポネ」の味を自宅で。簡単手作り「ニンニク醤油漬け」。王貞治ホームランの秘密だって。

とても重宝するので定期的に仕込んでいる「ニンニク醤油漬け」。荻昌弘の名著「男のだいどこ」のなかの一節に・・(引用しますが記憶をもとに書いているので多少の誤謬はご容赦を)


(東宝映画社長の)藤本真澄氏いわく「巨人の王がウチに来てこれ食ってなあ、翌日後楽園で2本(ホームランを)飛ばした」「べつに私は夜、後楽園でホームランを飛ばす必要もないが、他に夜、飛ばしてみたいものがないわけでもなく・・」あ、この本は発刊が1972年なので、舞台設定もいささか時代めいてます。


「当初はソレ的目的で仕込んだのだが、現実にはソレ的効果よりなによりスライスが焼酎のツマミに絶品であり、漬け込んだ醤油は料理の味付けに絶好であることが判明・・」


私は甲子園でホームランを打つ必要も、夜に他の何かを飛ばす必然もいまのところないけれど、ゴルフのティーショットはあと15ヤードくらい飛ばしたいし。焼酎のアテになるなら何よりだし。なんといったって皮をむいてツルツルにしたニンニクを、密閉性のあるビンに詰めて醤油を満たすだけなんで、とにかく簡単にできるのが何より。


漬け込んで2週間くらいから使えるけれど、最低でもひと月は漬け込んだほうがいい。ニンニクは中国産の安いヤツで充分。醤油は100円ショップのものでOK。わたしは3ヶ月くらいでローテーションを組んでいる。


休日のお昼によく作るパスタ。フライパンで細かく刻んだトマトをオリーブオイルと煮詰めていって、ええ加減になってきた、ら醤油漬けのニンニクをひとかけ分刻むなりつぶすなりして投入する。味付けは漬け込んだ醤油と塩コショウで充分。茹だったパスタをフライパンに入れて煮詰まってきたトマトとなじませて、小松菜をどさっと入れて1分くらい。

有楽町の名店「ジャポネ」の「ジャリコ」に近い味かもしれない。本家を凌駕している可能性もある。それくらいウマいし簡単だし。


時間がないときの晩飯に始終登場するのが、各種野菜炒め。白菜と豚バラを炒めるだけなのだけど、生姜の繊切りとこのニンニクをごま油でさっと熱してから炒め合わせると、なかなか。カキ油に紹興酒にこの醤油少々であらまあ簡単に「お店の味」となるから不思議。


おんなのすなる料理てふものをおとこの我もしてみむとてするなり。紀貫之にひそみをならったわけじゃないけど、自分の食うものくらい自分で手をくだすと生活ってもっと潤いますよ。

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