シャウエッセン2ケパックを喰いつくす。ポトフ・カレー・卵とじ。山口高志の優しい生き方。

シャウエッセン、ご存知ですよね。1985年以来ベストセラーの粗挽きウィンナーソーセージ。発売されたころは入社3年目で、安サラリーマンにとっては至上のご馳走でありました。京都市上京区円町の「厚生会スーパー」とかで特売していると嬉しかったなあ。

最近じゃ概ねこうやって二つをつがいにして売っているから、10本~12本を買うことになります。ビール飲みながらバリバリと6本くらい平気でかじっていた20代の若さはもうはるか昔になり、一袋買いますと、完食するのになかなか手間がかかります。



もう12月に入っているのですが、このサイトはまだ11月下旬で、それでも朝夕は気温一桁の寒い日が続いていました。冷蔵庫にキャベツと人参が残っているし、スーパーで特売のシャウエッセンとビールだけ買って帰って。人参を水から茹でて、キャベツを投入し、しなっとしたところにマギーブイヨンをサラサラと。煮立ったらソーセージを入れてしばし。味付けは白ワイン少々と塩胡椒の身で。小学生にもできるレシピですけど、結構それなりで、ビールと白ワインが進みました。


キャベツだけは全部平らげて、翌朝は残り汁に2本ばかり入れて加熱し、更にカレー粉と水溶き片栗粉を加えて、トマトケチャップ少々とウスターソースで味を調えてやると、ええかんじのヴェジタブルカレーに変身します。ゆでたブロッコリーとかオクラとか飾ってやると満点でしょうが、朝はいろいろと忙しいので。


それでもまだ4本残っているのがダブルパックの恐ろしさで、賞味期限も迫ってまいりますし。まあ元が保存食品だから3~5日くらい気にしませんが、そのあとに長い出張もあるので冷蔵庫内の掃除も兼ねまして。ゆでてマスタードで2本。さらに小口切りにしてキャベツと炒めて卵でとじて2本。
卵とじは、ほんのりとカレー粉を散らして大正解でした。味付けには我が家特製のウスターソースで。こいつの仕込み方については、また別章が必要でしょうね。近日公開いたします。


ここのところ、気力体力は横溢しているものの、声帯に異常があるらしくまことに声が出にくいので、会食が入っていない限り自炊することにしています。もとからあまり多弁な方じゃないから、しゃべらないことがストレスにはなりませんが、何かと不便ですね。

私にとって「記憶に残る」大投手であった、山口高志さんの伝記小説をようやく完読しました。何冊もの本を併読するので、持ち歩きにくいハードカバーはどうしても家において、その都度読むってことになりがちです。しかし、山口高志、いい男ですねえ。


身体全体を折り曲げて投げる過酷なフォームを駆使しながら、登板を依頼されれば先発中継ぎ救援となんでもござれで断ることもなく、寡黙に投げ続けて白色矮星のように大きな輝きながら本の短い間でプロ生活を終えてしまった。でも、「ひとへの優しさ」に裏打ちされた男らしさは、慕う人間が尽きずに、還暦を越えてなお請われてコーチ業に就く。本当に格好いいですよね。

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