トマトとモツ煮込みで居酒屋を評価する。そして駅弁に亡父を偲ぶ夜。

忙しいわけでもないけど、こういうものの更新って放っておくとどんどん疎遠になっていくものなのですね。何か似たようなことが男女関係にもあったような。まあざっと先月は5月10日ごろのことでございます。夕なずむ伊丹から東京へ。


新橋界隈の居酒屋へ入ってひとりで夕食&晩酌を。トマトでサッポロ黒ラベルを。さらに酎ハイでもつ煮込みを。だいたいこの2品で居酒屋のレベルって知れますね。ここはトマトの完熟度や温度感はよかったのだけど、「自家製」を誇る煮込みの方は、少なくとも私の舌にはぴったりとこず。


SL広場裏手には、おそらく4分の1世紀は通っているスナックバーがございまして、ありがたいことです。東京にいてもホッと息がつける場所があるということは、実はとんでもない幸福なのですね。

翌日の朝が早かったので、そこそこに切り上げて、夕食がトマトと煮込みだけじゃさすがに足らないのでちょいと。新橋駅周辺に何軒もある「蘭苑」のうち、まだ入ったことのない店に行ってみた。この上海風焼きそばが、推輓するに当たるお味でございました。


朝9時から13時頃までノンストップでお仕事して、夕方にはまた大阪で打ち合わせもあり、とっとと新幹線に。しかし「のぞみ」がどれもこれも満員状態なので「ひかり」に
変更した。大して時間も変わらないのに、「ひかり」は結構空いているんですね。


静岡駅で6分停車なんてことをしてくれたので、ホームに降りて遅い昼食を探索。子供の頃に親父が出張土産にぶら下げて帰って来ていた「鯛めし」を発見。懐かしくて即購入。


昨年の1月に逝去した親父は、出張先から同じ土産を持ち帰る習癖があり、神奈川方面からは「鯛めし」、会津福島郡山方面からは「薄皮饅頭」、東京方面からは某ホテルのフィナンシェと。この逸脱のない正確性は、親父の律儀さかと思っていたが、私も長ずるに及んで、一つのカモフラージュであったのではないかと推測するに至った。
生きているうちに、十三のおでん屋あたりで往年の悪事を白状させつつ一献やっておけばよかったなあ。後悔先に立たず。


大阪へ戻って一仕事して、そのまま自宅近所の王将へ。疲れた体に餃子とビールが沁みますねえ。こんな夜は静かなバーでハイボール傾けつつ、厳父の思い出に浸ることといたしますか。


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