沖縄ゴルフ逃避行

やっぱりヒンシュクものでしょう。関西ゴルフ出張から木曜の昼に富山に戻って24時間ちょいといただけでまたサンダーバードに乗車。金曜の夜はまたまた大阪泊まり。右へフラフラ左にフラフラ。最後は新地本通のバーで締めて、ホテルに帰ったのは2時過ぎでした。


目覚めるや、テレビにスイッチオン。「おはよう朝日です土曜日」なんてやっている。地元テレビ局制作の朝ワイド番組がある幸福感は、地方に引っ越さないとわからんもんね。「尾は朝」のABC、「よーいドン」のKTVには頑張り続けて欲しい。東京の話題しか放送しないネットワイドなんかいらんのや。


前説が長くてすまん。土曜の朝は8時に伊丹空港集合で、JALに乗っかって一路沖縄を目指していったのです。もちろん仕事なんかじゃなく。いわゆるひとつの「休暇」でございます。
中年〜初老のおっさんばかり数名で、観光なんか関心なし。2泊3日3ラウンド、ゴルフと宴会一筋なんでございます。おおこの青空が琉球の空まで続いておりますように。


到着するなりホテルにも寄らずに「沖縄カントリークラブ」へ。曇天残念。かつて米軍が造成し、今はオリックスグループが経営する。フェアウェイは狭いし風はキツイし。距離もしっかりあってなかなかの難コースでした。キャディについたのがJGA登録のプロだったので色々教えられることも多くて。


スタートが遅かったんであがり3ホールはナイタープレイに。生涯初体験。なにしろ照明が当たっていたって、ボールとクラブの距離感がつかめないんだもん。まして暗がりに入ったら闇夜に浮かぶかすかに白いボールめがけてクラブを振り下ろすわけで。最終ホールなんか訳が分からなくなって11打を叩きました。結局あがって51.54の105でした。


「郷土料理は私詳しいからまかせていてね〜」って四半世紀前に流行った全日空の沖縄キャンペーンソング「私の夏・森高千里」じゃないけど、夕食は郷土料理。店が暗いので写真は撮れず。それからガールズバーとサーファーバーをハシゴして、飲んでの締めは沖縄ソバ。いわゆるソーキソバですね。カツオ出汁が泡盛で疲れた胃腸に優しゅうございます。

ところでガールズバーの名前が先々週に大連で大暴れしたカラオケバーの店と同じ名前なのにはびっくり。何たる偶然。


こいつはそば屋の飼い猫で、目付きは悪いんだけど人懐こくて可愛らしかった。骨格というかご面相というか、内地の和猫とも少し違うような。


2日目は「オーシャンキャッスルカントリークラブ」へ。シーサイドの山岳コースという沖縄ならではのセッティングで、強風でボールが運ばれるせいか、フェアウェイが滅茶苦茶に狭いせいか、ボールをなくす数が半端ではないとおどかされる。途中でなくなるとかっこわるいから、1ダースを買い足しておく。この日も沖縄にしては涼しい曇天で、半袖にカーディガンを羽織ってプレイしてました。


これで左右OBなんでございますのよ。どこを狙って打てというのでしょうか、神様。このホール幸いにもボールは失いませんでしたけど、トリプルボギーとなったのでした。でも思ったほどにスコアは乱れず(私にしては)フツーに105であがったのでした。進歩も退化もなし。


夜は沖縄アグー豚の焼肉で、こいつはホントに旨かった。しかし沖縄の飯屋は何であんなに店内照明が暗いのか。写真も撮れず。でもそのあと、飛び込みで入った「SunShine」なるカルト的泡盛バーが凄かった。40年ものの自家熟成泡盛が一杯1,000円。香りの素晴らしさが、中国で名酒を指して言う「透瓶香(とうへいこう)」なる表現を思い出させる。

仲間が注文した60年もので一杯4000円などという途方もないものも少し舐めさせて頂いた。限りなく水に近くて水じゃない何ものかでした。尊さを感じる味と申しますか。


ホテルはコンチネンタルブレックファーストがついていたのだけど、沖縄まで来てトーストなんて。スパムと卵焼きをお握りに挟み込んだ「ポーク玉子」こそ、沖縄の朝の原動力。さらにカップスタイルの沖縄そばを添えて。朝からがっつり食うんです、私は。


最終日、月曜日のラウンドは空港への距離の関係から初日と同じ「沖縄カントリークラブ」へ。この時期寒い本土から沖縄に避寒ゴルフに来る人間は我々以外にも多いと見えて、なんとアウトイン42組も入っていました。ハーフ3時間。毎ホールごとに3組待ちで、忍耐力との勝負。おまけに篠つく雨のなかでプレイで、営利主義に走り過ぎているコースを呪詛しながらのラウンドとなりました。本土から沖縄カントリークラブにいかれる方々は要注意。

生来辛抱強いのか鈍感なのか、雨と渋滞プレーのなか、自分は99であがったんですけどね。


旅した帰路には現地のことを書いた本を購入して、読みながら帰るのが習慣なんです。この本は今の沖縄の実態を、2人のジャーナリストが事象を具体的に引きつつ何のイデオロギーや政治的偏りもなく、淡々と記したもの。その冷静さが、沖縄の抱える基地問題・住民健康問題・経済問題の真実をよりはっきりと指し示しているんじゃないかな。JALとJRの機上と車中で一気に読み切ってしまいました。


雨や曇りで思った天気とは違った沖縄だったけど、やっぱり富山に帰ったら寒いわ。気温18度から4度へ。暖国への逃避行を終えて、これからは現実。師走の冷たい風がいやおうにも仕事という現実を連れてくる。早くも懐かしいぜ「てーげー」の国が。

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