競輪グランプリと年越し蕎麦

年の瀬に寝込んでしまった。クリスマスから発熱して、月曜火曜と会社を休んではあはあいいながらベッドにいた。ヤブ医者に行ったらインフルエンザは陰性と診察されて、何の変哲もない風邪薬を処方された。その晩、ここ数年では記録ものの39度3分をマークした。


雪は三日間降り続け、富山市内の積雪は41㎝を記録した。 12月にしては数年ぶりの大雪らしい。高熱でフラフラしている身で、買い物に出て滑って転んでさらに骨折なんてことになると洒落じゃないからね。歩いて2分のコンビニへも行くのがためらわれた。水曜日には雪もやんで出社したけど、家の裏道は融雪装置がないんで完全なるアイスバーン。歩くには相当のコツが必要です。


晴れてさえいれば雪景色は結構なもので、立山連峰もご覧のとおり。知り合いの保育士いわく「幼稚園児が、お山がきれい、って言うんだよね。誰に教えられたわけでもないのに。純真な目で見ても立山は美しいんだねえ」と。ア・プリオリにビューティフルなんですね。カントの超越論的にトランツェンデンタルに絶景なんですね。すごいよなあ。


寝込んでいるあいだはロクなもんを食ってなかったので、お昼はご馳走にした。桜町「集」でエビ天丼セット950円。エビがプリプリで天つゆがいい感じに甘辛で満足。新そばの手打ちそばはいつもながらこれまた満足。


三十日晦日は富山競輪最終場外発売日。年に一度の平塚競輪グランプリ。賞金1億円は国内最高額のレースで、深谷はじめ超一流選手が競い合う。いかにも鉄板レースなんだけどなぜか展開が毎年予測通りに行かず、中穴で大儲けする可能性が高い。


めずらしく満員状態の車券売り場。発売締め切り10分前には発券機の前に並ばないと買いそびれてしまう。モニターで試合展開を見ながら一喜一憂する。7周レースだから見どころたっぷり。あれれ、落車が重なって狙った車番が消えていく。3連単をキレイにはずして「今年はもうこれくらいにしといたるわ」と悪態つきつつ帰路につく。


さて本日は大晦日。いろいろあった2011年でございました。私の誕生日には東日本がエライことになりましたし。総理大臣は無能総理から泥鰌総理へ。将軍様はお隠れになるし。世界史に残る一年でした。で、ちょっと早いですけど朝から年越しそばをいただきます。


納豆とナメコを乗っけた特製おろしそば。ナメコには体内の毒を排出する効き目もあるんだとか。縁起祈願つきの目出たいそばで、来る年に期することとしよう。

ここまでお読みくださったお方には、毎度詰まらん話にお付き合いくださいましてありがとうございます。越中の地より深くお礼申し上げます。また、来る年のご多幸を祈念申し上げます。良いお年を。

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