変わる高校野球。格安の鰻丼。竹原ピストルを歌う。睨み返す猫。

昭和の高校野球をおちょくって書かれた、いしいひさいちの「嗚呼!栄冠が君に輝かない」を読みつつ準々決勝を見ている。1試合にホームランが4本も飛び交うなんて、水島新司の野球漫画にもなかったように記憶する。「当てて転がして送ってスクイズ」の「伝統の広商野球」が姿を消して、フルスイングで振り切る野球に変わったのが、今大会のホームラン量産に繋がっているらしい。見ているぶんにはもちろんポカスカ打ち合う方が面白いに決まってる。


休みの昼飯はうなぎにすることも多い。近所の「宇奈とと」なら、鰻丼にとろろをつけても700円。うなぎの量もご飯の量もごく軽めで、夜にご馳走が控えているときなんか、腹ふさぎにちょうどいい。


仕事仲間と、カラオケスナックへ。こういう店はちょっと外れた場所にあるほうが場末感があっていいですね。おじさんだって竹原ピストルを歌ったりするんです。


酔った挙句に深夜営業のうどん屋を襲撃してしまった。歌って腹が減っていたらしい。私はてんぷら入りのぶっかけ細うどん。のどごしあくまで軽く繊細で、出汁のかげんも甘からず辛からず。こんな名店が家の近くになくってよかった。あったら通いつめて体重無制限拡大が必至だもんなあ。


天満界隈は本当に猫が多いところで、家の半径25メートルだけで顔見知りの猫が8匹いる。概ねの猫はカメラというかiPhoneを近づけると逃げてしまうのだけれど、こいつは目をそらさずに睨み返してくる。ここいらのボスなのかもしれない。


映画「タンポポ」で、安岡力也が主人公タンポポのために披露したラーメンを思い出してつくってみた。焼き豚を千切りに、ネギはそぎ切りにして、フライパンで炒める。できたてのラーメンに乗っけて、さらに熱した胡麻油を上からかけまわす。私は煮干し出汁に中華コンソメを割ってスープをつくっているけれど、しょうゆ味のインスタントラーメンならなんでも合うはず。ぜひお試しを。



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