imitation gold

こんな時節に、暑い暑いなんていくら繰り返したって涼気がおとずれるわけじゃなし。言うだけ余計にツラいんだけど。

でもたまらんものはたまらん。本日の越中富山、36℃(正午12時現在、富山地鉄ビル前計測)です。私の平均体温が35℃だから、体温より一度高いやんけ。

あ~お昼は冷麺か。それともおろし蕎麦の大盛か。氷見うどんも悪くない。などと冷たいモノをいとしんでおられるのは、まだ気温が32℃くらいまでのこと。太陽光線が「もうどないにでも勝負したるわ」と言わんばかり白色光線で地表に襲いかかって、35℃を越えてしまったら、冷やすよりも過激に汗をかいた方がかえってすっきりする。



空っぽの胃袋で第五が響く。ジャジャジャジャーン。どっさりびっちょり汗をかく夏場の塩分補給に、富山県の誇るヘルシーフード「富山ブラック」をお送りいたしました。もれなく食後にペットボトル1本分のウーロン茶消費がついてまいります。

しかししかし、私がこの環境下でホントに食べたかったのは、富山ブラックラーメンではない。もっと根源的に発汗を催すあの麺類なのである。



はい。カレーうどんです。でもよくご覧いただきたい。この、富山スタンダードスタイルでは、かけうどんの上から、カレールーをドロリと落とすのである。かきまぜると、それなりスパイシーではあるけれど、大阪のカレーうどんとはその狂暴さにおいて大いなる落差があると言わざるを得ない。


                   
                   あ・あ・あ イミテーションゴールド
                   あ・あ・あ いのちそのまま
                   あ・あ・あ イミテーションゴールド
                   飲み干したけど 今年のひとよ
                   くせがちがう 汗がちがう
                   愛がちがう  きき腕ちがう  ごめんね
                   去年のひとに まだしばられてる
     
 
往時よく、カウンター越しに眺めていたのだが、かの地では、カレー粉と片栗粉と、粉カツオをブレンドした怪しい粉末を猛烈な勢いでうどんつゆに溶きこんで、めんが持ち上がらないほどの粘性を加えるんですな。

こうすると、「アンカケ」の効用でいつまでたっても極熱地獄のカレーうどん汁が出来上がるのであります。而するに七味唐辛子を、これでもかと言うほど混入してさらに過激さを加速させると、口唇周辺火傷必至となる。もちろん全身発汗。昨夜の酒は言うに及ばず、食後に汗をかき切った清涼感まで漂う浪速の必殺デトックスメニューである。                  

  
             


大阪は堂島サンケイビル地下(駅前第2ビル地下にも支店)の、さぬきうどん四国屋名物カレーうどんの雄姿であります。タオルと団扇持参で今すぐにでも駈けつけたいものである。あと北新地「香川」の細カレーうどん。








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