TOEIC以来の検定試験~越中富山ふるさとチャレンジ

昨日・文化の日に、富山県・市・商工会議所・北日本新聞社などが主催する、「越中富山ふるさとチャレンジ」を受験してきました。ケンミンとしての知見を検定するための、センター試験のごときもの。100の設問に対して70点(だったと記憶)以上を得点すると、認定証をもらえるらしい。





会場は富山大学の五福キャンパス。京都市内のミニチュア私大出身の私からすると、国立大学のキャンパスは恐ろしく広く感じられる。母校は今出川通り沿いに、東西300m南北200mくらいのもんだったからな。




午後にかけて生憎の雨模様だったので、寒さにふるえながら構内を歩く。昼間に食べた超激辛カレーの影響か、胃腸が叛乱ぎみなのでどうにも集中力が湧かない。五福にあるスーパー「アルビス」の駐車場に強引にクルマをおいて、徒歩で会場まで約20分。

「アルビス」では、「受験者の駐車お断り」なんて掲示していたけど、ほんまにアホですな。私みたいに野菜果物畜肉生活用品と、3000円以上買い物して帰る人間もいるのに。こういう商機の逃し方は県内で幾度も眼にしてきた。石川県・金沢市の繁栄をいくら羨んだって、この商売気なさではあかんでしょう。




ところでさすがに学生街。大盛カツカレーが売り物の金沢名物「チャンピオンカレー」が正門前で営業していた。キャベツたっぷりのこっちのカレーにしておいた方がよかったかも。




試験会場の「共通教養棟」であります。冷暖房完備のきれいな学舎。ゲバ文字の立て看板もなければ「造反有理」の落書きもない。平和なもんであります。全共闘世代のはしっこで、学生集会にも時々出掛けていた初老青年には、どうもしっくりこないんだけど。




いわゆるスクール形式で、研修所以外で資格試験何ぞ受験するのは二十数年まえのTOEIC以来のことであります。もっとおちゃらけたテストと思ってたんですけど、わりと本格派でした。筆記具を忘れて、近くのコンビニで間に合わせたのはここだけの話に。




90分の時間制限も、40分で退出した。なんとか全問回答したけど、どんなもんやろ。50点とれていたらええかなって感触なり。「富山県で育成したチューリップのうち、オランダで認定されたのは何種類か」とか、「富山市の永久町の読み方は?」「富山県の三大山城は?」とか。トリビアルすぎてわかりまへん。

写真の黒田講堂は富山県出身企業の「コクヨ」黒田家の寄付によるもの。ちなみに東京大学の安田講堂(平成生まれは知らんやろ)は、同じく富山出身で安田火災(現在の損保ジャパン)創業の安田善次郎の寄付による。教育県富山の面目躍如といったところ。

この日の夕食は前述「アルビス」で購入した品々をもって、キムチ鍋を作成しました。日本シリーズを見ながら。禁酒するつもりもないけど、なんとなく欲しくなかったのでお茶で食べる。最近は週に一日くらいそんな体調の日がある。歳のせいか。




一夜明けて今朝は快晴。会社の近くから立山連峰が見渡せるのはこの秋始めてのこと。大日岳にうっすらと雪がつもっている。こうやって遠望がきくようになると、越中には本格的に冬がおとずれてまいります。

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