節約したら嬉しくて

今朝新聞を取りに降りたら、宅配ロッカーにAmazonからの荷物が届いていた。ここんとこ忙しくてのんびり本屋にも行けなかったからねえ。欲しい本は取り寄せるしかない。


重松清の「峠うどん物語」は、小説現代に連載されていた頃から愛読していた。市営の斎場近くにあるうどん屋を舞台に幾つもの物語が紡ぎ合わされている。主人公の少女がリリカルで素敵。ああ旨いうどんが喰いたいなあと思ってしまう。今度大阪に帰るのはいつだろう。


関川夏央との対談集を読んで、久しぶりに鶴見俊輔の存在を思い出した。人は出身校とか学業成績で評価されるべきではない。どれだけ自分自身の物差しでモノを考えられるか。借り物の知識感性でなく自分自身がどう判断して行動することの重要性とは。変動の時代こそじっくり見たり分析したりすることが大事なような気がして購入した。


べつやくれいのイラストが好きなので、中身はともかくとして彼女の本が出版されたらとりあえず買うことにしている。絵を見ているだけで楽しい。

前項にあるようにエアコンの不調を自分で修理して、電気屋さんに頼んでいたら罹っていたはずの1万5千円を節約することができた。朝飯前のひと仕事でハラが減ったから、朝食をしたためて。


軽くトーストした8枚切りの食パンに薄焼き卵とハムを挟んだサンドイッチを作った。からしバターとケチャップで味付け。濃いめのアイスティーを添える。


朝食の友といえば新聞。日曜日は宅配される北日本新聞に加えて毎日新聞をローソンで買う。全国紙で一番と評価の高い書評と、西原理恵子の「毎日かあさん」を読むために。小池光の「うたの動物記」、気になるなあ。2850円。さらにディケンズの「大いなる遺産」新訳が出たとの紹介が。原本にあった挿絵も収録しているんだと。キースリチャーズも愛読のディケンズだもんなあ。上下で1996円。


続いて北日本新聞の書評を検討。星野博美「コンニャク屋漂流記」は21世紀と17世紀を往還しながら、日本漁業が持ってきた「チカラ」をたどっていく本らしい。欲しい。2100円。しかし今朝見た本で欲しいの全部買ったら7000円か。電気屋さんに払うつもりになっていた1万5千円のことを思えば安いよな。


気がついたら無意識にAmazonのページを開いている私。星野博美のページを見ていたら「のりたまと煙突」も読みたくなってしまい、あわせて5冊を注文してしまう始末。合計7841円のお買い物。ま、読書の秋が到来しつつあることだし、良いといたしますか。

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