男の(無駄な)執念について

先週半ばに富山カントリークラブで業界のコンペがあった。政局不安定・経済先行き暗澹のさなかに、何を考えているんでしょうねえ。といってそういう類の会合を、自粛する企業も多いそうだが、経営が極端に危機に陥っているならともかくとして、そんなハンドルの遊びもない会社は、余命だって知れている。





そんな社会ネタなんかどうでもいい。問題は、薬師コースの5番ホールで、OBを2発打ってしまい、パー4なのに11も叩いてしまったということである。





ティーショットをシャンクして、リカバリーでフェアウェイにもどし、尾根越えでグリーンを狙った第3打が連発のOBとなって自滅した。主犯格の6番アイアン。画像が反転しているのではなくて、私が左利きでだから、クラブフェースの向きが逆なのです。

前半の有磯コースでは辛抱のゴルフで49であがり、薬師コースの1番ロングでも見事にパーをセーブして、今日は久しぶりの90台で、上位賞品獲得必至と思っていたのに。きっとその邪念が、知らず知らずのうちにリキミにつながり、スイング軌道を狂わせていたのだろう。世に偶然のアクシデントは存在しない。

あまりに(自分自身に対して)ハラがたったので、あり余る有給休暇で半休をとり(午後は外せない来客があったので)、朝早くから薬師コースだけをラウンドした。復仇の念に燃えていたのである。

八幡菩薩もご照覧、打ちおろし左ドッグレッグのホールで、ティーショットを210ヤード。ちょうどコースがカーブするところへきちんと落とすことに成功した。第2打は6番アイアンで160ヤード。グリーンサイドに。アプローチはちょいと失敗。今シーズンから投入したフォーティーンのV5ウェッジが、なかなか使いこなせていないんですねえ。でも、カップまで5メートルのスネークラインは、決して不可能な距離ではない。




入れましたねえ。きちんとパーを取って恨みを晴らしたのである。汚名を挽回したのである。男は執念なのである。この意志力、もっと仕事に使えんかねえ。

ゴルフ場の帰りに、駅前の「大喜」でブラックラーメンを食べ、家でスーツに着替えて何食わぬ顔で出社した。大概のゴルフ場まで自宅からも会社からもクルマで30分もあればアクセスできる、富山県ならではの出来事なんだけど。

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