新米シーズン到来

天高く馬肥ゆる秋。越中のスーパー・百貨店にも新米が並ぶ。お隣の新潟県では作柄不良とかで、とくにブランド産地の魚沼辺りが悲惨であるようだ。さいわいにも富山県は作柄もよろしく、早稲米の「てんたかく」、主力の「コシヒカリ」ともにいい出来であるという。


酒飲みであることは善悪相半ばするもんだけれど、いろんな知己ができることは善なる部分のありがたさ。自宅で農業を営む・とあるバーのマスターから「農家の自家用米」をいただいた。




富山県滑川市の新米。自家精米なので、表面を削りすぎずにコメのうまみを充分に残してある。あまり一生懸命に研ぐと、せっかくの粘りやツヤを流してしまうことになるので、タッタッと手際よく洗い、30分ほど水に浸してから炊き上げる。




写真の鮮明度が低くてはっきりとは見えないけれど、「カニの穴」と言われる小さな穴が沢山あいている。コメ粒がきちんと立っていてうまく炊きあがった証左ですな。




うまいコメにあまりおかずはいらない。出汁の効いた味噌汁、焼きたての海苔、イカの黒作り、納豆に漬けもの少々で充分。ああそれと大根おろしが少々あれば最高か。

ここんとこ毎日、朝もはよから、そんな支度に追われている。まあ台所仕事はちっとも苦にならんが、結果として毎朝炊きたての新米を一合づつ摂取していることになる。ご飯を口いっぱいに放り込んで、のど越しを味わう。ウマいですねぇ。よくぞ瑞穂の國にぞ罷り出でける。

・・・ただ、毎朝一合の大飯はさすがに応えているようで、いささかの体重増を招いてしまった。万歩計をつけて歩き、週末はなるべくゴルフを入れるようにしているけど、気休めにしかなりませんね。

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