富山ケンミンの食欲 麺類編

富山ケンミンは食欲旺盛であって、雪かき雪おろしの体力を大盛りのメシで涵養しているのではないかと、居住3年目にして確信している次第なんだな。何しろ一戸建ての家だと、駐車場から道路まで除雪するために、朝5時半から大汗かいて作業せねばならんと聞きますから。


こちらは新富町に年末オープンした「博多ラーメン ばたやん」の豚骨ラーメン。極細の麺を「バリかた」で注文したら、博多では「かため」レベルの麺が出てきた。お味のほうは富山で食べる豚骨ラーメンとしては充分かと。それより、スルスルっと食べて「ちょっと足らんな~」と思っていたら、周りの客はみな明太子ご飯などのサイドメニューに加えて「替え玉」を頼んでいて、やはり富山じゃこの盛りではしんどいのだな、と実感。


大盛りで有名な東華園で、「麻婆丼定食A」なんか頼んでしまった。麻婆丼とラーメンのセットだけど丼の盛りが普通じゃない。ご飯一合は入っているね。ラーメンもきっちり一人前だし。これが「麻婆丼定食B」になると、更に肉野菜炒めがつく。


この日はこいつを平らげて動けないほど満腹になってから、京都へ赴き恩人の通夜に参列した。数年前の大病以来、覚悟していたことだけど現実となったらやはり淋しいものがあった。通夜は盛大で関西中の業界人が来たんじゃないかと思うほど。そのあと大阪へ行って、後輩Sと合流し、更なる素敵な展開も加えて、故人を賑やかに心のなかでお送りした。ちなみに深夜に至るまで腹は減らず、この日の夕食はバーのツマミで終わってしまいました。


立ち食いソバの盛り加減も他府県に負けていない。富山駅「立山そば」は駅弁というかマスのすしで有名な「源」が経営していて、ごらんのように6分の1にカットしたますのすしを160円で追加することができる。ただしソバの盛りがたとえば大阪の阪急電鉄十三駅の駅ソバに比べると1.5倍くらい入っているから、よほど腹が減ってないとますのすしまで発注すると私なんかえらいことになる。しかし富山じゃ超ミニにナマ足の女子高生が学校帰りに平気な顔で完食してるからなあ。


昨日のお昼は「村田」の「味噌鍋うどん」。あの、うどんが2玉入ってるんですけど。食っても食っても減らないんですけど。なのにまわりのOLたちはしれっとして食べてるんですけど。それとなぜか鍋焼きうどんにタマネギが入ってるんですけど。まあタマネギは高血圧に効くらしいからいいか。あのそれと、座卓の下にダンヒルの長財布が落ちてるんですけど。それもずっしり重たくて。いったい何が入っているやら見てしまうとややこしいので、そのまま店の人間に預けて出た。


今日のお昼は富山地鉄ビル1Fの「一信らーめん」へ。無化調(化学調味料無使用)をうたっている。私はラーメンに化学調味料は入っていて当たり前と思う方なんで別にそれだからって評価はしないけど、それにしてもここの煮干しラーメンは青森ラーメンを思わせる味なんでお気に入り。ただ時分どきは近所の高校生で行列なんで、午後1時を回ってから行く。ここも麺の量が強烈で、食べ終わってから「麺少なめ」にしときゃよかったと後悔する。しかしケンミンの皆さんはこれにミニ丼付けて完食するんだな。

コメント

このブログの人気の投稿

二日酔いに劇的効果(個人の感想です)オロナミンC。一年計画で歯医者へ。麺類は続く。

揺れない富山

牛鮭定食万歳。自宅で吉野家の味を再現。