富山ケンミンの食欲 

越中富山に引っ越して一年と八ヶ月がたちました。光陰矢のごとし。少年老い易く学成り難し。その間いろいろ見聞きしておりますが、中に就いて毎度驚かされるのがケンミンの食欲ですね。私も食欲の本場は食い倒れの大阪人ではありますけれど、昼ごはんのたびに畏敬の念をいだかされております。


こちら廣貫堂ちかくの「塩刈食堂」の中華そばと焼豚お握りのセットですけど。下手な写真で迫力が伝わりませんが、中華そばは「並盛り」でもフツーの二玉ぶんはございます。喰っても喰っても減っていきません。お握りは刻んだ焼豚がたっぷり入っていてとても美味しゅうございますけど、威風堂々たるかまえで、ご飯二膳分は使っていようかと思われます。しかし店内見渡しても驚愕の叫びが聞こえるわけでなく、皆さん普通に召し上がっておられる。


富山市警察の裏にある「鶴喜」の天ざるうどん。これもまずい写真で迫真の度が減少してますが、まあ普通のうどん屋でいうざるうどんの三人前は盛り込まれてますね。ちなみに海老天は全長が20㎝を超す大型サイズでけっこう感激です。ここは有名店にして人気店なんで、老若男女が昼時には引きも切らさず訪れるのですけど、ギャルからお婆ちゃんまで、皆平気な顔をして完食されます。


おなじく「鶴喜」の天釜うどん。うどんの量は天ざると同じです。大した量だと思われませんか。

麺類だけではございませぬ。どういうわけか富山県はインド料理屋がおおいんですが、どちらのお店もマーケティングの結果か、どの店も相当なボリュームを誇っております。


上飯野「ビスト&ネギ」のランチセット。カレーが二種類にサフランライス、タンドリーチキンに巨大なナンがついてまいります。私など食べきれなくて、ナンをお持ち帰りすることがあるくらい。なのに若い女性たちがぺろりと片付けているすがたを幾度も目撃しました。

一平飯店のウマ煮ソバ。これも巨大。

市中を歩いていても、あまり肉付きのいい方をお見かけしませんし、女性はどちらかというとスリムで長身、色白の傾向があります。あれだけ健啖でなおかつ肥満しないのには何かワケでもあるのでしょうか。立山の地下水を飲用し続けるのがいいんでしょうか。

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