まいど変わらず

古諺に偽りあり。
 
「雪にかわりがあるじゃなし~とけて流れりゃみなおなじ」

越中に降る雪には大きく分けてふたつのタイプがあって、降りかた・積もりかた・溶けかたまで全く異なる。ほとんどは日本海側特有の「ぼたん雪」で、積雪温度が低くぼってりと重い。路肩に積み上げられると固形化して根雪になるし、路上で半溶解するとシャーベット状になってブーツを履いていても滑りやすく危険である。



もうひとつは北海道のようなパウダースノーで、これはアラレのような積雪から始まる。猛烈な勢いでアラレ状の雪が吹き荒れると、国道のような広く融雪装置が働いているような道でも、見る間に白くなっていく。降り積もるといわゆる「新雪」となる。ブーツで踏んでいくと靴底からキュッキュッと音がして、踏み固められているのがわかる。靴底のトレッドが効いている証拠である。この雪は何十センチかなあ。


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