凱風快晴。されど。
しかし2月以降は今のところまったくにヒマなので、せいぜい帰阪してゴルフに専念するか夜毎に桜木町を賑わかせることぐらいしかやることがない。北越雪譜の口語訳でもボランティアでやってみるか。それとも、アマゾンで取り寄せた「日本文学秀作選」も手付けずになっているからせっせと読みにかかるか。
まあ、あまりナメたようなことを言っていると、えてして突然の事故渋滞みたいな出来事に遭遇してしまい結局大忙しなんてことになりかねないからね。くわばらくわばら。平穏が一番。
写真は16日にスーパー「ピアゴ」へ買い物に行く途中、西町の交差点で撮ったもの。雨上がりとか雪上がりとか、なぜか山が近くに見えるから不思議である。42万都市のどまんなかから3000メートル級の連山を拝めるのはさすがに富山市だけだろう。
雪が降っている最中はもちろん面倒ごとが多いが(スカパーのアンテナに積雪すると画面が乱れるので除雪しなければならない)、晴れてのちも結構大変である。
これは富山駅方面にむかう歩道。画面では質感が伝わりにくいが、完璧に凍結している。スノートレッキングシューズをはいていても、ツルリと底がすべっているのがわかる。バランスをとりながら静々とへっぴり腰で渡らなければならない。たった3メートルに苦労するのである。そんな私のすがたは、雪国でさえなければ、重大な痔疾を抱えているようにしか見えまい。
駅前のこの横断歩道も剣呑である。わずか片足幅だけが踏み固められており、もちろん凍結している。凍結の先には10センチほどの溶けかけたかき氷のような水溜りがある。すべる足場に気をつけながらエイヤとばかりに水溜りをまたぎこさなければならない。
雪がやんだからといって安心してはならないのである。まだまだ市内には危険箇所が沢山残されている。停戦と終戦は違うということだ。現実に天気予報は今夜からまた積雪があるかもしれないなどと言っているではないか。
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