お天気屋なんですって。

月曜の仕事にかこつけて帰阪していた。
おまけに日曜日は晴天の三田ゴルフクラブでプレーを楽しんでおりました。多分三月の下旬までは雪でゴルフ場がクローズになっている、富山県民の皆さんに申し訳ない気持ちをいだきながら。

その罰があたったんでしょうね。50センチもないパーパットを2回もはずしてしまい、一打差でライバルに敗北した。くやしいような、ほっとするような、不可思議な感情でありました。



写真はアウト2番のショートホール。打ち上げ185ヤードは厳しい。正面のバンカーを避けるつもりで左サイドに打ち出したティーショットは、不要なくわだてが災いしてクラブヘッドの先端に当たってしまい、見事に打ち損ないのミスショットに。ふらふらと力なく舞い上がった打球は手前の池にボチャリと落下して水紋をえがきOBとなった。アウトを52、インを53でまわって、まあハンディキャップ29にふさわしい実力なりのラウンドでありました。

ゴルフの面白さは、肉体を鍛えるだけでは上達せず、メンタル面の自己管理ができていないとスコアアップにつながらないところにある。一打の失敗でめげていてはいけないのであって、競技相手だって18ホールすべてが順風満帆というわけにはいかない(筈である)。多少の失敗があっても自分を信じて冷静にプレーしていればどこかに勝機がやってくる。それを待って、堅忍自重するのである。その間の精神的駆け引きに見事なまでに性格があらわれる。

友人どもに言わせると、私はちょっとしたミスが簡単に表情に出るし極端に口数が減少するらしい。本人は同伴プレーヤーに不愉快な思いをさせないためにも、つねに陽気に振舞っているつもりなのではあるけれど、第三者に言わせるととんでもないお天気屋のようである。たまにナイスショットを放つと、鼻翼のあたりに「得意じわ」が発生して、いくら口で謙虚なことを言っていても、表情が「見たか諸君。まいったか諸君」とうごめいているそうな。

ほどなく50の歳を重ねるにしては、まったくに未熟なことで恥ずかしいと言ったらありゃしない。

やはり修行を重ねなくては。それには実戦あるのみと、またまたラウンドの機会を狙っている自分がいる。ほんとに面白いゲームだとおもう。いったい誰が発明したのやら。


今朝の立山。絶景かな。しかし。

早く雪が溶けないかな。越中には諸国に誇るべき、呉羽カントリークラブ日本海コースがある。春の訪れとともに、友人知人先輩後輩が蝗集してくる予定である。

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