東奔西走で旧知巡り。

先週末は東京へ。仕事もあったのだけど、それにかこつけて旧友Nに会うのも目的。東京駅地下の「玉の光酒蔵」にて一献した。ここの凍結酒は、ゲル状になっているのだけど酒器に満たした瞬間にスムージーに変化する。うま口の美酒でござる。ただしひとり3本以上やっつけるとてきめんに足腰に来るからご用心。

そのあとはふたりして銀座に出撃。やっぱり銀座はええのう。ほどよく抑制のきいた客あしらいは、こってりとした北新地、さらにコテコテのミナミともちがう。ついつい過ごしてしまったのでした。




二日酔いと言えば銀座「支那麺・はしご」の「だんだんめん・大辛」に決まっている。胡椒をアホほどふりかけて、額に汗して喰い進めればあらあら不思議、爽快な食後感とともに前夜の酒気が飛んで行ってしまうのです。だから店内はその気のあるサラリーマンで一杯。順番待ちの客に、当社高松営業所長Y氏がいたりして。奇遇もいいとこ。



つわものどもが夢のあと。有楽町のマリオンです。年末まで西武百貨店が営業していました。百貨店が地の利だけで繁盛するのは20世紀までのお話なんだけど。強烈に欲しいものを陳列しなくなって、デパートの時代は終わったんやね。店の個性より、MDとかの経営管理が優先されたからさ。マネジメントで利益が上がるのは、価格訴求のSM/SCで、デパートは知見と主張で客を引っ張るべきだったんだと私は思っています。




からりと晴れわたった関東圏から、国境の長~いトンネルを抜けるとそこはやっぱり雪国なんですねえ。シナリオ通りであります。もっとも上越新幹線は窓があかないから「駅長さあん、駅長さあん」と客が呼ばわる声は聞こえないね。ヒロイン駒子さんも、あわれ駅弁の掛け紙に名を残すのみ。




さらにとんぼ返り?で大阪へ。天満の焼き鳥屋とか、ロックバーで楽しいひと時をすごし(ひとりなわけないやん)、堀川戎で偶然出会った旧知の社長と待ち合わせてさらに天神橋筋バーめぐり。引っ越して1年半しかたたへんのに、新しい店の増えたことよ。ラスティ・ネイルとか、ブラックルシアンとか、ハイボールとカクテルで沈没しました。宿はいつものロイヤルホテルで。ここの接客はいつも感心します。

大阪の本社でちょっとだけ仕事の真似ごとをして、ついでにジュンク堂書店へ。めずらしく業界関係の書籍を購入したもんね。ちょっとは新しい言葉を仕入れておかんと、後輩の甘木に馬鹿にされるからなあ。でもねえ、人の真実はつねに古典の中で輝いておるのですよ、甘木君。




呑みすぎがいかんのは、東京も大阪もおんなじこと。東に「支那麺・はしご」あれば、西に「インデアンカレー」あり。胃の腑に沁みるんだわ。

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