雪がしんしんふる朝は

ようやく越中富山らしい積雪となった。やっぱりこれじゃないと冬が来たって感じがしないもんね。ただ、きょうは夕方に上市方面での仕事が入っていて、帰ってこれるんかいなとも思うけど。




外気温が零度以下で雪が溶けないから、踏みしめるとキュッキュッと靴が鳴る。スリップの心配がないので実に快適。変に暖かいとシャーベット状になってしまい、始末におえんのです。ましてそいつが夜間に凍結してアイスバーンになると・・前任者がすべってころんで大ケガしてたっけ。




今年はじめての本格的積雪、ってことでネクタイもスノウマン柄にした。なにしろ、雪国ではきちんと積もってくれないと経済が動かないんで。ホームセンターやスーパーも大量に仕入れた除雪グッズが売れへんし。天気がはっきりしないと、呑みに出かける人間も様子見で帰宅しちゃったりするんで桜木町は閑古鳥、代行運転も路肩にたむろするだけになってしまう、

なにより、行政の除雪予算が執行されないと、県内の建設業者が干上がってしまうんだな。重機のメンテナンス費だけはしっかりかかってくるから、除雪作業がないとえらいことになる。

で、県内にお金が回らないと、こちらの営業にも響いてくるわけで。大雪歓迎なわけなんですねん。




昨夜は大阪から若い助っ人が来ていたんだけど、市内の寿司屋がほとんど休業のため掛尾の回転寿司「すし玉」にご案内することにした。ここは回転ずしと言いながら、廻っている寿司皿はディスプレイにすぎず、客は欲しいものをカウンターの内にいる職人に注文して、オーダーメイドで握ってもらう、不思議な店なんですね。職人も客と世間話したりするし。




まずは富山湾の宝石こと、白海老の唐揚げでビール。こいつは本当にビールの友やね。年間を通じてある、県内の定番メニュー。あと真鱈の白子をあぶって、粗塩で日本酒というのもよかった。




氷見の寒ブリ。この店は氷見漁港から魚を仕入れており、「富山湾産」「県産」と記されているネタに関しては、市内の一般寿司屋に全く劣らない。助っ人君も納得のご様子。このほかにノドグロ、香箱カニ、アオリイカにマイカなどと冬場の地魚をご堪能いただいて。お銚子もはずんで、2人で8000円は安いよなあ。

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