ヤキモキしても仕方がないけど

関東以北の電気不足は深刻なようで、ネットではヤシマ計画なる節電プロジェクトも立ち上げられています。電車も間引き運転で、首都圏の各駅ではとんでもない行列ができています。

http://gigazine.net/news/20110314_train_station_heavy_congestion/

東北の被災地だけでなく、日本のほとんど3分の1くらいの面積で、人々が困っている。なんとかしたいとおもうけど、手が届く距離じゃない。それどころか、いま何も考えずに支援物資を送ったって、ボランティアに出掛けたって、邪魔になるだけ。そのへんのことはこのサイトに良く書いてあります。もと被災者(1995年1月は神戸に住んでいました)として実感できる言葉が並んでる。

http://gigazine.net/news/20110312_how_to_help_your_loved_ones_from_afar/

ただ、節電については誤解が多いので念のため。関東以北の電力は明治時代にドイツより50Hzの発電機が導入されたため、関西(こちらはアメリカ式を導入した)の60Hzと相互乗り入れができなくなっています。太平洋戦争敗戦後に周波数を統一しようとした動きもあったのですが、あまりに復興のスピードが速かったので対応しきれないままになってるんですね。



新信濃、佐久間などに周波数変換装置はあるけれど、処理能力がすべて合わせて100万キロワットほどしか変換できない。中部電力・北陸電力・関西電力・中国電力・四国電力・九州電力の余剰発電力をもってすれば、停電処置じゃなくって節電くらいですんだのに。

まだまだ電力不足は深刻だし、大需要期の夏が迫ってくるし。周波数変換装置の増設って難しいのかなあ。この時代のテクノロジーだもの、総力を挙げれば何とかなりそうな気もするんですけど。

多くの人々が暗く寒い夜を過ごしているのに、煌々とネオンサインを点けているのはちょっとどうかとも思う。だから、関東以西でもしばらくはネオンくらい自粛してもいいんじゃないか。




今日の午後からは緊急地震速報に「北陸」まで表示されるようになった。長野・新潟に続いてこちらにも来るのかもしれない。すでに風呂に水は張ってある。後すべきことは?

先日アップした地震予備5ヶ条に追加ひとつ。

6.大きな地震が来ると、薬品は当然緊急用が優先となります。売薬の常備薬は多めに持っておられる方が安心です。風邪薬胃薬など、使い慣れた薬が入手できなくて困ることも多数。とくに年を召しておられる方、アレルギーをお持ちの方。

ご用心ください。備えあれば憂いなしと申しますし。

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