水は豊富・地震は少ない富山県

こられこられ、富山へこられ。と言いながら、実は列島のどこに存在しているか、あまり認識されていないんだな。ウラから見れば日本の中心なんやけど。


富山は地震も少ないのです。「揺れない富山」
http://wigwam-phantom2.blogspot.com/2011/03/blog-post_16.html

さてついに水まであかんのですか。乳児が対象だと言っても、人の親は敏感なもの。一旦発表された不安要素は、ほとんどの場合と言っていいほど拡大解釈されるもんね。おかげさまで富山のスーパーからもミネラルウォーターが姿を消してしまいました。




24日の北日本新聞から。県内で飲用されるためというよりも、東京・首都圏に住むご子弟がたに送るのが目的で買いあさられたもようです。子のため孫のため。被災地に送る分がそれだけ減るなんて、考えるゆとりもあらへん。ま、しゃあないか。




これも同日の北日本新聞から。日本名水100選のうち4つの湧水を持つ富山県だもの、水も商売のうちなんです。なんぼでも湧いて出る。しかし注文が殺到しているものの、ペットボトルとフタが不足気味なんで思うように増産できていないんですね。




立山山麓、電鉄立山駅あたりはまだこんな景色です。残念ながら去年の写真ですけど。今年はもっと寒いし積雪量も多いんで、さらに凄絶な風景になってることでしょう。こんな谷川が集まったのが常願寺川水系で、富山市の水道の源でござんす。だからケンミンの皆さんは平気で水道水を飲用しています。




富山市の背後にはこんな連峰が控えておりますもんで、豊富な地下水は3年雨が降らなくても大丈夫なんだとか。当然伏流水の水脈も網の目のように走っておりまして、雪が積もると活躍する融雪装置の水も、みんな井戸水なんですね。




こちら富山市内は石倉町の「延命地蔵尊」なり。平成の名水100選に選ばれた湧水がこんこんと湧いております。昨日は大勢がポリタンクもって水を汲みにきていたそうで、これまた東京方面に送られるんだとか。




「穴の谷(あなんたん)」の霊水でございます。上市町黒川に湧く、こちらは日本100名水に選ばれている名泉。上市町は水が良いから醸造業も盛んでして「雪ちゃんの香りはこうじみそ〜」で有名な日本海味噌もこちらに本社がございます。



富山県、ご覧のようにきれいな水は豊富だし、だから米もうまい。野菜はあまり熱心に栽培されていないけど、県産品は「地場もん屋」などで安価に売られてます。姿かたちはあまり良くないけど、味が濃くてむかしの野菜の味がいたします。魚は目の前の富山湾でどっさり水揚げがありまして、旬なら天然のハマチ(フクラギ)が1尾280円くらい。

教育県なんで進学率は全国トップクラス。まじめな県民性で、持ち家率や貯蓄額は国内最高レベルだし、犯罪も少ないし。子育て支援は充実しているし。

冬が長くて日照時間が日本有数に少なくて。遊ぶところもあまりありませんけどね。



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