ホウレン草 疑惑の先は。

食って勝つぞと勇ましく。なんでしょう、この騒ぎって。基準値を越したからって出荷制限とか言ってるし。あのねえ、1㎏のホウレン草を毎日食えば、そりゃあどっかおかしくなるでしょう。だからアメリカの某船乗りは福島県産ホウレン草を使った缶詰は敬遠した方がいいかもしれない。





事態がどこまで長期化するかわかんないから、万が一のことを考えるなら、妊娠予定のある人や、子供達には念のため他地区産を食べさせるとして。もうわしらみたいな50を過ぎたおっさん・おばはんたちまでが敬遠することないとないわなあ。どない?

まずは生食しない野菜だし。洗って茹でてじゃないと食べないじゃないですか。そのあいだに大概の放射能なんか抜けちゃいますよね。問題のエリアが産地でも、もし店頭で売っていたら私は買うし、食べますよ。通販で売ってくれへんかなあ。高齢者向けとして。

ネットニュースで見たのだけど、今回の野菜騒動で街頭インタビューを受けた東京の77歳女性が、「もう関東の野菜は怖くて。これから野菜は九州にいる息子に送ってもらいます」
だとさ。おいおい。ベクレル量がこの先増えても、放射線症を発症するのは少なくとも10年は後だぜ。幾つまで生きるつもりやねん。人を押しのけてまで。こういうヤカラを「いけずうずうしい」と言うのだよ。まったく。




しかし牛乳はねえ。これっくらいの放射線ごときで敬遠するつもりはございませんが。体質的に飲めないのですよ。アルコールなら斗酒なお辞せずを任じておりますが。斗乳なお辞せずなんてやった日には脱水症状を起こして病院に担ぎ込まれてしまいます。巨乳ならどうだって?そっちの趣味はないんで、友人Mにまかせておきます。




食品はきちんと加工して食べるのが文化というもの。レヴィ・ストロースもそう言うてたやろ。生のものを食べるのは非文化にして未開、野蛮なんである。だから刺身なんて料理じゃないもん。私には不要の喰い物だな、なんて脱線したらあかん。牛乳はチーズかバタにすれば私は大丈夫。これもアマゾンで扱ってくれるなら取り寄せまっせ。

そういえばチェルノブイリ騒動の時には、フランス産のワインやらチーズやらが値下がりして、それをいいことに呑みまくって食いまくった記憶あり。四半世紀前のアレが原因で、いまごろ薄毛で悩むことになったんやろか。

食の安全とか、声高に言っている人間ってすごいエゴイストじゃないでしょか。自分だけ特権的に安全なものを手に入れて。それを自慢までして。私は美味しくて鮮度が良ければそれでよしとしております。無農薬だとか有機だとかに関心なし。




そもそも大酒かっくらうわ、タバコは吸うわ、刺激物激辛大好き、ブラックラーメンはじめ塩っ辛いもの大好きで、どうみたって長生きしない食生活。タカの知れた放射線野菜くらい、へっちゃらやんけ。いまさら。みなさんだってそうでしょう。きっと。高齢者よ、団結して農家を救おうじゃないか。

私が疑り深いのかもしれないけど、なんだか国民の眼を何かからそらすために、身近な問題・食品にパニックを持って行っているような気がしてならん。一部の識者が言うように、震災から10日くらいで、土壌が汚染されてさらに放射性物質を植物が蓄積できるとは思えへんのやけど。

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