福島原発 新兵器投入

いろんな機械があるもんですね。福島原発3号機への注水にまたまた新兵器が投入されています。日本に3台しかない、ドイツ製のコンクリート注入車なんですけどね。三重の建設会社が2台、埼玉の建設会社が1台持ってるとかで、今回はどっちの車両が出動したのやら。




プットマイスター社製のこの注入車は、6段に折りたたまれたアームを展張すると高さ58メートルまで伸ばすことができるとか。先っちょにカメラが付いていて、作業員は遠隔操作で注入を行うそうな。有線リモコンも使えるから、相当に離れた所からも操れるんで今回の任務には向いてますね~。




こーんな具合にアームが曲がるから、原発3号機の破壊された建屋のすきまから起用にアームを突っ込んで効果的な注水ができると期待されています。1.2.4.5.6号機の電源も復旧しつつあるみたいだし、少しは光明が見えるような。何と言うても、原発問題がクリアされないと肝心の被災地救済に国家の全力が傾注できないもんねえ。世情もざわつくし。




ちなみに放水量は毎時150トンあるんだと(海水・真水の場合)。東京消防局のほこるスーパーポンパーに接続して使うことになるのでしょう。つうか、もう使っているかもしれない。昨日まで使っていた屈折式の放水車がアーム長22mやったから、格段の違いであります。




ここでちょっといい話ならぬ、けっこうムカつく話。この巨大生コン注入車を所有する三重県の中央建設って会社では、間違いなく役に立つ道具だと判断して、3月12日の段階で東京電力に機材とオペレーターの提供を申し出たいたんだけど、事実上の門前払いで19日になってようやく話を聞いてもらえたらしい。民間の申し出なんかまともに取り合わない、東京電力のお役所体質なんでしょうかねえ。信じられへん。

被災地にも新しい機材が投入されています。こちらは陸上自衛隊の「野外炊具1号」なる特殊車両でございます。炊飯だけなら600食。主食・副食・汁物の3点セット同時調理なら200食。汁ものだけなら1500食が一度に出来てしまう優れもの。




陸上自衛隊朝霞基地?で行われた、野外炊具1号を使ったカレー作りの模様がニコニコ動画に投稿されております。ダイナミックやねー。バターをひと箱分丸ごとぶっこんで、肉は豚肉・牛肉併用で。ガラムマサラとかタマリンドペーストも入ってます。結構本格派なの。隠し味にコーヒー牛乳が1本と半分注ぎこまれて。ジャガイモは別の釜で蒸かしたヤツを最後に投入してました。

http://www.gizmodo.jp/upload_files2/110321puts06.jpg

部隊ごとに特色があって、味を競っているそうな。はじっこに添えられた大ぶりのタクアン2切れは、日本のミリメシが誇る缶詰タクアンですね、きっと。ちなみにミリメシとはミリタリー・メシの略語で、各国軍隊ごとに特徴がありまして、国民性が如実に出ます。これについてはまた後日。

野外炊具1号が各地の避難所に到達して、温かい食事がふるまわれる日が早く訪れることを祈願いたします。がんばれJGSDF。そしてJMSDF。JASDF。われわれは皆さんの高い目的遂行意識とその頑張り、忍耐を忘れません。

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